ネットビジネスを目的としたサイトやブログを運営する場合は記事をどんどん作成するのがもちろんですが、過去に作成した記事を見直したり加筆・修正など更新はされていますでしょうか?
今回はこの記事のリライトについておすすめの方法をご案内します。
全然訪問数が増えない!
商品がまったく売れない!
などの悩みは過去の記事をリライトをすることで記事の検索順位が上がったり、売れなかったアフィリエイトの商品紹介ページから売れ出す可能性は十分にあります。
リライトをするにあたってご自身で優先させたい記事はもちろんあると思いますが、闇雲にやるよりは明確な目安がわかる方法として
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の利用が有効です。
単純に一定の期間のサイト訪問者の数を見るだけならグーグルアナリティクスだけで充分ですが、サーチコンソールでは期間ごとの検索キーワードの傾向が把握できます。
次項からリライトする記事の判断基準をご案内いたします。
グーグルサーチコンソールをまだ利用していない方はまずは設定を済ませていおいてください。
(恐れ入りますが設定方法はここでは割愛させていただきます。)
サーチコンソールの利用によるリライトする記事の目安のつけ方
まずはグーグルサーチコンソールを開き、左上から解析したいサイトを選択します。
続いて下にある「検索パフォーマンス」をクリックします。
「検索パフォーマンス」の画面ではまず、日付をクリックして集計したい期間を選択します。
例えば、最近の検索キーワードの傾向を知りたければ、「過去7日間」や「過去28日間」を選択し、サイトを立ち上げてからの全期間の集計を取りたければ「カスタム」で正確な開始日と終了日(現在の作業日)を入力します。
この辺りはご自身の判断でお好みの期間を決めて下さい。
期間を決定後、下に少しスクロールしてください。
ここで特に注目するのは「クエリ」と「ページ」のタブです。
まず「クエリ」ではそれぞれ検索キーワードに対してのクリック数と表示回数が右側に表示されます。
(恐れ入りますが自身のサイトの内容なので詳細は伏せさせていただきます。)
「表示回数」をクリックすれば表示回数の多い順に
「クリック数」をクリックすればクリック数の多い順に検索キーワードが並びます。
つまりそれぞれの検索キーワードに対してあなたのサイトの記事が表示された回数とクリックされた回数が同時に把握できます。
その結果、リライトするべき優先するページの答えはほぼ出てるといえます。
例えば、せっかく表示回数が多いのになぜかクリック数が少ない。(その記事に訪問されていない)
これはおそらくタイトルの付け方か紹介文に問題があり、訪問する前に避けられてる可能性が高いです。
逆に表示回数に対してクリック数の割合が高ければそれなりにタイトルや紹介文に興味を持たれてると推測されます。
これは表示回数が増えればそれにともないクリック数も増えていくと思われます。
ただ、表示回数もクリック数も多いのに実際には記事内のアフィリエイトの商品が売れていない…。
この場合は記事内容を修正する必要があります。
多くの訪問者が来てるのに記事の内容に問題があって売れずに離脱されてしまうのはもったいないですね。
この辺りを踏まえてまとめると…。
・表示回数が多いのにクリック数が少ない⇒タイトルや紹介文を修正
・表示回数に対してクリック数の割合が高い⇒タイトルや紹介文は問題なし
・表示回数が多くクリック数の割合も高いが売れない⇒記事を修正
・表示回数もクリック数も少ない⇒まずは記事を修正して表示回数が増加したころにクリック数が上がらなければタイトルや紹介文も修正
記事を全て直すのもいいですがサイト内のページ数によっては膨大な時間がかかります。
それならある程度、リライトを優先させる当たりをつけた方が効率的です。
弱いページをリライトしてサイト全体の底上げをするのもいいですし、よくクリックされてるのに商品が売れない記事を今一度じっくりと見直して売れるページへと変貌させるのもどちらでも自由です。
さらにここの「検索キーワード」は実は自分でも思いもよらなかったキーワードも含んでるのでSEO対策の大ヒントになると思います。
なるべく全ページめくって確認すればジャンルごとの検索されやすい傾向を掴むことができます。
なおタイトルを修正するのは「SEO対策的におすすめではない」と一部で噂されています。
確かに直すことで一時的に検索結果が下がることもあるかもしれません。
それ以前に新タイトルでのインデックス(反映)は次回のクローラーの巡回をしてからになります。
ただ
表示されてもクリックされない(少ない)タイトルは直すべき
と私は思います。
私の一つの例としてまったく売れなかった商品の記事のタイトルを変えただけで一週間も経たないうちにはじめて売れることができました。
これは偶然かもしれませんが、もしかしたらその商品を買うつもりがあった訪問者を以前はタイトルに興味を持たれなかったために訪問されず逃してた可能性だってあったかもしれません。
この辺りはご自身の判断で決めていただければと思います。
なお「ページ」のタブは検索キーワードではなくあなたのサイトの記事のURLごとにクリック数や表示回数が確認できます。
グーグルアナリティクスだと各記事の訪問数は確認できますが、実際にどれくらいWEB上で表示されたうちのどのくらいのクリック数なのかまではわかりませんので、ここで把握することができます。
いずれにしろここでも「クエリ」同様、数が気になる記事のタイトルや紹介文、記事内容を修正する目安にできまので検索キーワードのわかるクエリほど重視しませんが、一定の期間ごとにチェックしてみて下さい。
サーチコンソールを利用したリライトする記事の目安のご案内は以上になります。
グーグルなどの検索エンジンの検索結果はドメインパワーが高かったり長年の実績のあるサイト以外では更新せずに放置しているとどんどん下に下がっていく傾向があります。
複数サイトを運営されている方はなかなか日によっては記事を作成することもできず長い間更新できない時もあるかもしれません。
ただ、記事を作る時間がない時でもせめてリライトして記事の更新だけでもすることをおすすめします。
むしろ新しいネタを考える時間がなかったら問題のありそうなページを片っ端からリライトするという手もあり、1時間で5、6ページでもリライトしたら新規ページよりも早く成果が出る可能性も高いです。
それに実は記事の内容がすごく良くて売れやすいページだったとしてもタイトルや紹介文が魅力なくて訪問されてなかった(誰にも見られなかった)ということなら本当にもったいないことだと思います。
公開して間もない記事はともかく何ヶ月も経ってて売り上げがなかったり訪問数が少ない記事は放置してても良くなるとは思えません。
それこそ思い切ってタイトルを変え、記事を大幅にリライトして「売れるページ」へと変貌できるように目指してください!
順位確認ツールのGRCと併用して進めていくことをおすすめします。